肘の痛み
肘を動かすと痛い
肘を伸ばしたり曲げたりすると痛くて着替えの際時間が掛かってしまう。
肘にに痺れ
パソコンで仕事をしていると、だんだんと腕に痺れを感じてきて全く仕事に集中する事ができない。
腕に力が入りづらい
ペットボトルの蓋やドアノブを開ける時に肘に違和感を感じてうまく扱えない。
テニスをしていると肘が痛くなる
ラケットで打ち返す時に肘に痛みが出たり、ラケット自体を長時間持っていられない。
肘の外側が痛くなる
本やスマホを長時間使っていると肘の外側が痛くなり、集中できない。
肘の痛みに関する当院の考え
新橋では、デスクワークの方が多く来院されています。
キーボードを操作する種類として「肘つかない派」とキーボードをデスクの奥の方に置くタイプが「肘つく派」で、
「肘つく派」は、長時間PC作業すると、肘の痛みが出やすくなります。
デスクでPC作業以外に筆記することも多いとよく患者様からお話しを聞きます。
なので、「肘つく派」の方が多く見られます。
ただ痛みが出て、繰り返すだけならまだしも、これが毎日繰り返されると、肘が黒ずんで来たりする事もありとても放ってはおけないものになります。そしてこの状態で放置しておくと「肘の腱鞘炎」になったり、肘だけではなく肩や首回りなど症状が広がっていきます。
なので私生活やお仕事で快適に過ごしてもらう為に放ってはおけない症状の1つです。
肘の痛みを放っておくとどうなるのか
「外側上顆炎」を例にすると、これは肘のケガの中で一番多いと言われています。症状としては、肘の外側にある筋肉に過度な負担が長期的にかかることで肘などに痛みなどが現れるというものです。
特に、利き腕に出やすいのが特徴で肘の外側にある筋肉が痛くなったり、押すと痛みが出たりしますが、この筋肉は、手首や指を反らす筋肉ですので腕や手首にまでかけて痛みが出る場合もあります。なので症状としては、「物をつかんで持ち上げる」「ドアノブを回す」「タオルを絞る」などの動作をしたときに強い痛みを感じます。
症状の現れ方には個人差があり、急に強い痛みが出る場合もありますが、じわじわと痛みが強くなることもあります。
腕は、日頃良く使う部分だけに一度発症するとなかなか軽減しにくい場合もあります。症状が進行してしまうと安静にしていても肘にジンジンとした痛みが続くようになります。
初期では痛みが出るのがある動作を行った数時間後だったものが、悪化してくるとその動作をした直後に痛くなったり、最終的には痛くて動作ができないという状態になってしまいます。
肘の痛みの解消方法
スマートフォンの長時間の使用やパソコンでの作業の場合は、硬い机などに肘をつき、不安定な姿勢でスマートフォンを操作したり、夢中で長時間キーボードのタイピングをしたりしていると、思わぬうちに肘に強い力がかかっている可能性もあります。
これらの解消方法としては、クッションや衣服で肘を保護し、片手だけに負荷がかからないようにしましょう。ほおづえをつく癖がある人はできるだけやめた方が良いです。
また、スポーツや趣味での活動でつい無理をしてしまいがちですが、スポーツによる痛みは長引いたり繰り返したりすることもあるため注意が必要です。
野球、テニス、ゴルフなど片手だけに強い力がかかるスポーツは、痛みが出ないか注意しながら行い、インストラクターやコーチの指導の下無理をしないようにしたり、サポーター、テーピングなど最善のケアをする事が痛みを出にくくします。
肘痛軽減のためにオススメする当院の施術メニューとは
肘痛の軽減の為に当院がオススメする施術として、鍼療法をオススメします。肘は繊細な関節です。なので、安易に痛み止めなどの薬を使って動かそうとすると初期の方は痛みが出にくくなって解消したと勘違いされると考えますが、根本的には解消していない状態です。
さらに重要な神経が骨の間を通り抜けるので、変形で神経を圧迫すると細かい指先の運動ができなくなることや、握力が無くなることもあります。
痛みが強く出ている状態での、指圧ではあまり強く押すことができないので、血液などがうまく循環できないので、軽減に時間がかかってしまいます。
そこで指圧をした後にさらに血液の促進作用を持つ鍼の施術を行うことで、患部に集まっている血液を健康な部分に移動させて、炎症を鎮める作用が起こせます。
その施術をうけるとどう楽になるのか
鍼の施術効果で、血液の促進作用の他に、生体機能調整作用や免疫力の活性化作用の効果があります。
鍼の刺激が自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用して、その効果として、中枢性や反射性の筋緊張の緩和、血液、リンパ液循環の向上などの作用があり、薬や手術などお体に大きな負担をかけない事、また薬の使い過ぎで効果が薄くなるや、手術で時間を大幅に取られることないです。
体の中にある怪我や病気を自然に回復させる作用を活性化させるので、肘の痛みも軽減しつつ、お体の調子も一緒に整える事ができます。
軽減するための施術頻度は
肘の状態があまりにも重い場合は毎日来院してもらい、施術する事は必要になります。
初期の段階と比べてペインスケールが下がってきたら、週3、週2など少しずつペースを落としていっても大丈夫ですが、今後肘の痛みや怪我をしない為に、私生活での肘の使い方やスポーツをする際の注意点などを指導する為に週1回は体のメンテナンスもかねて来院してもらいます。