変形性股関節症｜新橋西口整骨院

変形性股関節症に対する当院の考えとして、股関節に少しでも痛みや違和感を感じた場合は、早めに医療機関に受診していただくことをおすすめいたします。

変形性股関節症は進行度によって経過観察や手術が必要となる場合があり、より予後が悪くなると寝たきりになることもあります。

また、手術をしても全ての悩みや症状が完治するとは限らず、逆側の股関節を痛めてしまったり、手術後の後遺症で健常者よりも制限があることも考えられます。そのため、当院では些細な痛みや違和感を感じた際は、まずは受診なさることをおすすめしています。

変形性股関節症は放置すると、日常生活において不便を感じることが増えてしまいます。

初期の段階では、椅子から立ち上がる際や歩き始めの際に足の付け根に痛みを感じるかもしれませんが、その痛みは放置するとどんどん強くなります。時には常に足の付け根に痛みを感じたり、夜寝ている間も痛みが続いてしまうこともあります。

このまま放っておくと、日常生活の中で体を丸めるような動作がしづらくなったり、正座ができなくなったり、立ったり歩いたりすることにも支障をきたす可能性があります。
また、手すりなどがない場所では階段の昇り降りやバスに乗ったり降りたりすることも難しくなるかもしれません。

変形性股関節症の軽減方法は、温熱療法と運動療法、そして薬物療法が基本的なアプローチとされています。

温熱療法は、股関節の血行を促進し、筋肉をほぐして痛みをやわらげる効果があります。
特に慢性的な痛みに対して効果が期待されますが、急性の強い痛みがある場合は炎症を起こしている可能性があるため、注意が必要です。

運動療法は変形性股関節症の施術の基本であり、股関節の筋肉の柔軟性を保つ効果や、関節の位置を矯正して痛みを軽減することが期待されます。
特にストレッチと筋肉トレーニングが効果的で、ストレッチは股関節をリラックスさせて楽に動かせるようにすることを目的として行われます。
筋肉トレーニングは、疲労や痛みを生じさせない運動量を目安に、継続して行うとより良い効果が期待できます。

薬物療法は、急性の強い痛みに対して行われますが、あくまで一時的に痛みを緩和することが目的です。
外用薬、内服薬、座薬、注射薬による抗炎症薬が使用されますが、日常的に薬物施術に頼らなければならない場合は、手術療法を検討する段階に症状が進行していると考えられます。

当院では、変形性股関節症の痛みや機能の軽減に効果的な施術メニューとして「骨盤はがし」を提供しています。

この施術では、腰から太もも周りの筋肉にアプローチを行い、股関節を構成する骨盤と大腿骨の関節に関連する腸骨筋や腰方形筋、そして大腿四頭筋など多くの筋肉に刺激を与えます。
これにより、動きが向上し、変形性股関節症の痛みの軽減や機能の向上が期待できます。

また、この施術は腰周りの筋肉にもアプローチを行うため、腰痛や反り腰などの症状の軽減にも役立ち、ギックリ腰の予防にも期待が持てます。

変形性股関節症にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。丁寧な施術により、皆さまの日常生活の質を向上させるお手伝いをいたします。

痛みによって動かしづらくなった股関節周りの筋肉を骨盤はがしを行い、緩めていきます。この施術により、大腿直筋や腸腰筋を緩めることで足の上げやすさが改善され、腰方形筋や臀部の筋肉をほぐすことで股関節周りの動きを良くし、歩きやすさを促進します。

施術によって筋肉が刺激されることで血行が良くなり、さらなる効果の促進も期待できます。

さらに、変形性股関節症による姿勢の乱れによる腰の痛みにもアプローチを行い、痛みの軽減を図ります。

変形性股関節症の改善には、毎日の通院が最も効果的ですが、現実的には毎日通うことが難しい方もいらっしゃると思います。

そのような方々のために、当院では通いやすいプランを用意しています。頻度を高くして通院いただくことをおすすめしております。

患者様の健康と快適な生活をサポートするために、私たちは心を込めて施術に取り組んでおります。何かご不明点やご相談があれば、いつでもお気軽にお尋ねください。心よりお待ちしております。