不眠症Q&A
不眠症関連でよくある質問と回答①
Q どのような原因により不眠症になるのでしょうか?また、軽減方法を教えて下さい。
A ストレスによる不眠症の軽減には自律神経を整えることが必要不可欠です。自律神経には、交感神経、副交感神経という2種類の神経があり、これらがバランスをとりながら体をサポートしています。自律神経のコントロールを自分で行うことは難しいため、ストレスで乱れてしまうケースが多いです。
当院では、鍼のツボ刺激で自律神経の調整、また、筋肉のバランスを合わせることで自律神経の安定を目指しています。不眠の原因は様々ですが、施術で軽減される可能性が多いにあります。
不眠症関連でよくある質問と回答②
Q 不眠症の方が寝られるようになるには運動するのが良いとよく聞くが、ランニング程度の運動でいいのか、自重でできるトレーニングのようなしっかりめの運動か、どちらが効果的なのでしょうか?また、そもそも運動することによってどういった効果があるのですか?
A 不眠症には適度な運動が効果的です。強度のある運動だと負荷をかけすぎになってしまい、刺激が強いため逆に寝つきが悪くなることもあります。なので軽くストレスの少ない有酸素運動の方が疲労度が得られ睡眠に繋がります。具体的に言うと、長い時間続けることが出来るジョギング、サイクリング、水泳などがオススメです。1番は継続することなのでご自分に合った、続けられるものを選ぶといいと思います。
不眠症関連でよくある質問と回答③
Q よく眠れるためには寝る前にハーブティーやホットミルクを飲むのがいいと言われていますが、その他にも不眠症状の軽減に効果のある食べものや飲みもの、または逆に摂取するのを控えた方がいいものなどはありますか?
A トリプトファンやグリシン、GABAなどの栄養素が睡眠の質を向上を促すとされており、それぞれの栄養素は乳製品・肉類・魚類・発芽玄米に含まれています。逆にカフェインは脳を刺激する覚醒作用があり摂取後5〜6時間は作用するため夕方以降は控えた方が良いとされています。
また食事の時間も睡眠に関与しており、朝食は起きてから1時間以内に摂ると体と脳が活動に向いた交感神経の活発な状態に切り替わります。夕食は就寝2時間前に済ませた方が翌朝の目覚めがよくなります。
不眠症関連でよくある質問と回答④
Q 睡眠前にお酒を飲んでから寝ると寝やすい気がするのですがお酒を飲んでから眠りにつくことは良いのでしょうか?
A 夕飯時の軽い飲酒は強い催眠作用があるものの、効果はすぐに覚めてしまい、朝まで続くわけではありません。しかし、就寝前のアルコールの摂取は睡眠の質を下げ、夜間に何度も目が覚めたり浅い眠りになる原因になります。そのため就寝前の飲酒は避けた方が良いです。睡眠の3時間以上前の飲酒を指すそうで、それより近いと睡眠にアルコールが影響を及ぼすそうです。
そして深い眠りにつくには筋肉を緩めリラックスすることで深い眠りに入りやすくなるので、軽めのストレッチや指圧などで筋肉を緩ませることをお勧めいたします。
不眠症関連でよくある質問と回答⑤
Q 眠りが浅く、睡眠の途中で何度も目が覚めてしまい、その後も熟睡が出来ませんが、何か軽減方法はありますでしょうか?
A 不眠の原因は様々ありますが、ご質問のような中途覚醒にスポットを当てると、ストレスや高血圧等の疾患等が良く理由として挙げられます。疾患の中には睡眠時無呼吸症候群やレストレスレッグス(足がムズムズしてしまう症状)などがストレスや緊張を引き起こし、安らかな眠りを阻害します。その結果、深い眠りに入る前に身体の異常からすぐに目が覚めてしまうのです。
軽減方法として、当院ではストレッチやマインドからセットしていくことで症状の軽減、ストレス軽減を図っていきます。当院は国家資格を有したスタッフが専門的な知見からご説明させて頂きますので、是非ご来院をお待ちしております。