坐骨神経痛の改善報告

患者様の年代

30代

患者様の性別

男性

ご職業・生活スタイル

デスクワーク、週に3回ほどジムに通っている 、ドライブが趣味

症状の発生時期・きっかけ

2025年7月ごろに初めてご来院された患者様です。
2週間ほど前から腰に張りを感じていましたが、忙しさからそのままにしていたとのことです。仕事が繁忙期でデスクワークが続き、長時間座りっぱなしの状態が続いたことで、姿勢が崩れていたと考えられます。

久しぶりにジムでデッドリフトやスクワットを行った翌日から、腰の張りが強くなりました。その後、お尻から太ももの裏にかけて違和感が出始めたそうです。さらに、週末に趣味のドライブで片道2時間ほど運転した際、座っている時間が長かったため、帰り道からお尻の痛みやしびれがはっきりと感じられるようになったとのことです。

日常で何ができなくて困っていたか?

長時間座り続けることができず、仕事中もこまめに立ち上がらないと痛みが強くなるため、集中しづらい状態でした。朝の起き上がり動作や靴下を履く際につらさを感じており、前かがみになるとズキッとした痛みが出ていたとのことです。
また、車の運転も30分ほどでお尻にしびれを感じるようになり、趣味であるドライブを十分に楽しめない状況でした。

どのような施術を行ったか?

まず、痛みの強い腰部や殿部の筋緊張の状態を確認しました。特に梨状筋やハムストリングの硬さが目立っていたため、これらの部位を中心に、指圧にて丁寧に緩める対応を行いました。

あわせて、痛みが出やすい仙腸関節の動きを確認し、腰椎と骨盤のバランスを整えるための調整を実施しました。さらに、神経の滑走性を高めることが期待できる坐骨神経へのモビリゼーションや、股関節の可動域を広げるためのストレッチも取り入れています。

施術後には、デスクワーク中でも実践しやすい姿勢の見直しポイントや、再発予防を目的としたストレッチ方法についてご案内しました。日常生活の中で、無理のない範囲でこまめに体を動かすことを意識していただくよう、丁寧にお伝えしました。

施術のポイント・解説

坐骨神経痛の状態は、神経そのものだけでなく、周囲の筋緊張や関節の動きの低下によってつらさが強くなる場合が多いと考えられます。そのため、まずは原因となっている筋肉を緩めることを優先しました。

特に梨状筋やハムストリングは神経を圧迫しやすい部位のため、深部までアプローチできるよう、圧の方向や角度を細かく調整しながら丁寧に施術を行っています。また、痛みの背景には骨盤のゆがみや腰椎の動きの低下が関係している可能性があったため、バキバキと音を鳴らさない安全性に配慮した関節の調整を行い、可動域の回復を目指しました。

さらに、神経の滑らかな動きを引き出すことが期待できるモビリゼーションを組み合わせることで、状態の変化をより実感しやすくなるよう配慮しています。痛みへの対応だけでなく、再発しにくい身体づくりを意識した施術を大切にしています。

通院頻度・期間の目安

最初の2週間は、週2回のペースで合計4回の来院を目安としました。痛みが強く、状態が戻りやすい時期であったため、集中的に施術を行う期間としています。

次の3週間は、週1回のペースで合計3回の来院を想定しました。日常動作が比較的楽になり、状態が安定してきたことから、通院の間隔を少しずつ空けています。

その後は、2週間に1回程度のメンテナンスを目安としました。再発予防や身体のバランスを保つことを目的とした通院です。

全体として、通院期間の目安は約1か月半となります。

施術後の変化・現在の状態

初回の施術後から腰の張りが軽く感じられるようになり、4回目の施術を終えるころには、日常生活でのズキッとした痛みはほとんど気にならない状態になりました。朝の起き上がりや前かがみの動作も、以前に比べてスムーズに行えるようになっています。

その後、5回目の施術では、長時間座っていても痛みが出にくくなり、仕事にも集中しやすくなったとのことです。8回目の施術時には、長距離のドライブも無理なく行えるようになり、しびれもほとんど感じない状態まで軽減がみられました。

現在は状態が安定しているため、2週間に1回のメンテナンスとして通院していただいています。身体のバランスを整えることで、気になる張りが出た場合でも、翌日には落ち着きやすい状態を保てているとのことです。

患者様からの喜びの声

最初は、長時間座っているだけでお尻や足にしびれを感じ、仕事にも集中できず不安を抱えていましたが、施術を受けるたびに身体が軽くなっていくのを感じました。3回目の施術を終えるころには、動作のたびに出ていた痛みがほとんど気にならなくなり、現在では趣味の長距離ドライブも楽しめるようになりました。

説明が丁寧で分かりやすく、毎回の施術後に身体がすっと楽になる感覚を実感できています。「しっかりと軽減を感じられた」「安心して通うことができた」など、嬉しいお声をいただいています。

担当者からの結び・アドバイス

長時間の座り姿勢が続いたり、急に負荷の高い運動を行ったりすると、坐骨神経痛のつらさが強く出やすくなる場合があります。痛みが強い時期は無理をせず、こまめに姿勢を変えたり、負担の少ない軽いストレッチを取り入れたりするだけでも、予防につながることが期待できます。

同じような状態でお悩みの方の中には、「そのうち良くなるだろう」と様子を見てしまう方もいらっしゃいますが、早めにご相談いただくことで、負担の軽減が目指しやすくなります。適切な施術と日常生活でのケアを組み合わせながら、痛みの出にくい生活を一緒に目指していければと思います。