ゴルフ肘
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ゴルフをするとき肘の内側が痛む
内側の骨を少し押すと痛む
腕の曲げ伸ばしで痛む
腕を引っ張ったとき痛む
手を強く握ると痛むこんなお悩みはありませんか。
基本的に使いすぎや疲労が蓄積することで炎症が起こります。
無理に使いすぎても治りが悪くなりますのでアイシングをすることが大切になります。上記が大変重要になってきますが、まずはご自身の状態がどの程度なのか把握する必要もあります。
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ゴルフ肘に対する当院の考え
ゴルフ肘とはゴルフを続けてると肘の痛みを感じることがあります。
正式名称は上腕骨内側上顆炎と言うスポーツ障害になります。
ゴルフで無理なスイングを続けることで上腕骨内側上顆部に負荷がかかり炎症を起こし痛みを発症します。
同じスポーツ障害として有名なのがテニス肘になります。
テニス肘は外側に対し、ゴルフ肘は内側になります。
二つともなかなか治りにくいスポーツ障害なので早めの対策が必要になります。
腱は身体を動かす際に筋肉の収縮を骨に伝える働きをしているのに対し、筋肉は歳を取っても鍛えることができます。
中年層に多い理由としては老化が進んでることも原因になります。 -
ゴルフ肘を放っておくとどうなるのか
ゴルフ肘を放っておくと、炎症が酷くなり治りが悪くなります。
そもそも炎症を放置すること自体が更なる悪影響をもたらします。
腱が劣化し骨に対しても異常が見つかることもなくは無いのです。
基本的には保存療法で症状の改善が期待できるのですが、重症度によっては手術(関節鏡視下滑膜切開術)を行うことがあります。
関節鏡視下滑膜切開術では痛みの原因となっている腱を切り離します。
基本的には30分程度で手術も終わり日帰りで帰ることがほとんどです。
骨棘によって痛みが出てる場合は骨棘切除術というものを行います。 -
ゴルフ肘の改善方法
基本的にはできるだけ肘を使用しないようにし安静にすることが1番大事になってきます。
落ち着いてきたら、筋肉のリハビリを行います。
下記が主な改善方法になります。
・鎮痛剤の服用や湿布
・軟膏や、注射などの薬物療法
・温熱療法
・手首、指のストレッチ
・肘用ベルトなどの装具療法
・手術(関節鏡視下滑膜切開術)
・体外衝撃波治療
基本的には保存療法から行い症状の進行度によって変わってきます。
急性期であればアイシング、慢性期であれば温熱療法や電気刺激療法、光線療法などにより痛みを和らげ腱を柔らかくしていくことが大事です。 -
ゴルフ肘の改善に効果的な当院の施術メニューは?
当院では症状の進行度によって変わりますが、急性期ではまずはアイシングをして、暫く安静にします。
炎症がひどい場合はとにかく安静が1番有効です。筋肉のアプローチができそうであればマッサージをして筋肉を緩めていきますが、鍼施術をして深部の筋肉のアプローチも緩める必要がありそうでしたら行います。
慢性期であれば筋肉をほぐした後に当院で行ってる「手の極み」というメニューを行います。
肘から手にかけてストレッチやマッサージジェルを使って改善していきます。
基本的に肘から手のメニューがあまりないのでそちらで改善しない場合は手術を促すこともあるかもしれません。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
・肘の曲げ伸ばしが比較的楽になります。
・握力が戻る
・腕を引っ張っても痛くない
・スイングしても痛みがでない等
・炎症が収まる
・手首を内側に捻る動作が痛くない大事なのは一回でこれは良くなるものではありません。
繰り返し緩めてストレッチを行うことが大切になってきます。
痛みがなくなってもストレッチを続けることはとても必要になってきます。
どうしても忙しくなかなか通院できない方へはサポーターを常日頃使用し、肘への負担を減らすことが大事です。 -
改善するために必要な施術頻度は?
基本的にストレッチは毎日やっていいので、痛みがある場合は出来る限り毎日のように通院することをお勧めしております。
ただ、お忙しい方もおりますので最低週に2回来て頂き、自宅でしっかりとしたセルフケアを行うことを推奨しております。急性期であれば保冷剤などで冷やしてあげることが大切になってきます。
慢性期であればゆっくりお風呂に浸かっていただき、肘のストレッチをしてください。